2011年2月13日日曜日

まとめの視点

何かを理解するためには、一つ上のレベルでの「まとめ」が必要になる。というか、一つ上のレベルでのまとめの視点が得られたときに、人は「わかった!」という。
この前、Facebookはいろいろな概念がごちゃごちゃとたくさんあってわかりにくい、ということを書いたが、概念がたくさんあってもそれらをつなぐ「まとめの視点」あるいは概念どうしの「関係の法則」が見えれば、「あぁ、なるほどネ」といえるのだ。Facebookには結局それがない。
「まとめの視点」を助けるのは、言葉であり、色や形やレイアウト、つまり「表現」である。表現の専門家あるいは少なくともそこにきちんと向きあう姿勢を持っていない作り手のことばを、私はあまり信用しない。
(110213)

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