2008年3月29日土曜日

ボタンとしてのコンピュータ

ボタンを押すと「計算」をして正しい「答え」を出してくれる、という古典的なコンピュータモデルがある。ここにおいてインターフェースという概念は不要である。しかし多くの人達がこのモデルでコンピュータを観ている。(まさしく「オラクル」=託宣などという名前の巨大なソフトウェアメーカーまである。)
しかし現代においては「インタラクション」こそが、コンピュータにおける問題解決の本質である。もちろインタラクションマシンも本質的には、計算→答えを超高速で膨大な数の処理をしているに過ぎないのだが、圧倒的なスピードがインタラクションという幻想を引き起こしている。


インタラクションの次に来る2020年型のコンピュータモデルとは、いったいどのようなものなのだろうか。


(080329)

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