2008年7月10日木曜日

デザインを教える

デザインを学生に教えるにあたって、What is design と How to design の二つがあるけれど、最終的には What is を教えたい。How to は時とともに変わる。コンピュータ以前/以後でも、What is は変わらない。How to は、表面的には変わった。
How to は必要ではあっても十分ではない。答えが十分であることを決めるのは How to ではない。

「こことここを揃えておいてね。」「はい。」
「あれ、揃ってないじゃん。」「いや、ちゃんと揃えるコマンドを使いました。」
「でも、揃ってないもん。目で見りゃわかるよ。」「でもー、、、ほんとだ。」

では何が答えがそれで十分であるのかを決めるのか。それは感性なり見識ということになるのだが、それを断ずることこそがデザインの本質(What is)といってもよい。
(080710)

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