2008年4月13日日曜日

楽器という装置

その他のいろいろな物と同様に、楽器という装置は本来なかった。叩いたら、引っ掻いたらおもしろい音がした。少しでもいい音がするようにいじっていったらいつか楽器になった。音がするものが楽器なのだから何でも楽器だ。(何でも重さのあるものは文鎮だ、というのと同じように。)

じつは楽器だけではなく何でもそうなんだ。つまり道具は工夫の結果の何か。だからいろいろな道具は、すでにあるものと考えなくてよい。新しいいろいろな何かを考えたいと思う。

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