2007年10月22日月曜日

名前と概念と現象

名前や概念がまずあるわけではない。
おそらくとりあえず先にあるのは事実なのだろう。しかし事実を直接知ることはできない。人が知ることができるのは、現象を通してである。
現象に対して解釈=概念があり、名付け=名前がある。だから、事実(現象)を説明するのに、名前を辞書的な講釈から始めるのは実はあまり適切でない。(自分もたまにそうするのだが)
最終的に読み解こうとするのも結局は現象自体なのだ。(そうでないものを空論と呼ぶ。)
(071022)

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